勧誘

午後、部屋でまったりと過ごしていると突然チャイムの音が。何だろうと思い、とりあえず玄関へ。ドアを開けようとした瞬間、ふと思った。待てよ、新聞か何かの勧誘かもしれん。もしそうなら厄介だしな。そこで、扉の穴を覗いたのだが人の姿が確認できない。開けるべきか。でも、もし宅配便ならば玄関先で名乗るはず。やっぱ勧誘だわと思い、部屋へ戻る。もう1度チャイムが鳴るが、再び無視。しかし気になったので5分後、外に出てみる。さすがに誰もいない。まあ、うっかり開けてたら今頃まだ話が続いてただろうし(奴等は、いらないと断っても、何とか契約させようとしつこいからな)、とりあえず良かった。が、問題はこの後である。ふと、玄関のチャイムに目をやると、ペンで小さく赤い印のようなものがつけられているではないか。さっき来た奴の仕業に違いない。そう思った私は、速攻、それを消してやった。ペンが油性でなかったため何とか消えたが、少しだけ跡が残ってしまった。そういや、前にも玄関の扉の上あたりに青いシールを貼られたことがあったんだよな。昔、テレビでやってたけど、奴等はそうやって玄関に印をつけて、その家に人がいる時間帯とかを知るらしいからな。てか、シールはまだしもペンで印つけるなんて、他人の家に落書きしてるのと同じだぞ。立派な犯罪(器物損壊罪?)じゃねぇかよ。そういう意味じゃ真夜中、商店街のシャッターにスプレーで落書きしてるアホな若い輩と同類ってことだな。あーまったく腹が立つぜ!