故障

despair2004-12-16


MDプレーヤーが故障してしまった。
ディスクを挿入しても読み込みができないのだ。
おそらく昨日、帰宅してかばんからプレーヤーを取り出した際、誤って床に落下させてしまったのが原因だろう。
修理をするにも買い換えるにもお金が必要だが、現在私はそのようなお金を持ち合わせていない。
そのため、今後しばらくは外出先で音楽を聴くことはできないだろう。
…と、そんなことを思い肩を落としていたとき、ふと以前使っていたプレーヤーの存在を思い出した(ちなみに今回故障したプレーヤーは、初号機の不調により2年前の春に購入した弐号機である)。
音飛びの多発によって使用を止めた初号機であるが、たまに正常に再生できることがあったからだ。
もちろん、読み込みすらできない弐号機に比べれば、使える見込みはまだある。
弐号機から初号機へ電池を入れ替え、早速再生してみる。
すると音飛びもなく、至って正常に再生されたではないか。
だが、これが一時的なものであっては意味がないので、その後もディスクを入れ替え、何回か再生を行って確かめる。
やはり、目立った異常はない(端子の接触が悪く、何度かリモコン画面の表示が出なくなったくらいだ)。
使用を止め2年以上放置しておいた間に、勝手に直ったというのだろうか。
もちろんそんなはずはないだろうが、実際、異常もなく再生できているのだから不思議だ。
とりあえず安心。
これで今まで通り、外出先でも音楽を聴くことができる。
ただ、今後音飛びが再発しないとは限らないため、やはり新しいプレーヤーの買い換えを考えておく必要はある(もちろん修理に出すという手もあるが、MDの修理代は高い。初号機の調子がおかしくなった際に、購入した量販店で修理を依頼したら、1万円以上かかると言われ止めたことがある。高い修理代を出して、またいつ故障するかわからない旧式のものを使い続けるよりは、思い切って新しいものを購入したほうが何かと安心だ)。
おそらく、私がこの先買い換えるとすれば、MDではなくハード・ディスク・プレーヤーになるだろう。
ハード・ディスクならMDに比べ、データ容量が格段に大きい上、音飛びの心配もない。
まあいずれにしてもこの先しばらくは、いつ再発するかわからない音飛びの不安を抱えながら、初号機を使用していかなければならないのだが。
【写真は、初号機(上)と弐号機(下)】