作曲

ガンダムと曲作りを行う。
予め書き溜めてある詞に、メロディをつけていくやり方だ。
だが、メロディを意識していない散文調の詞にメロディをつける作業はなかなか難しい。
困った場合は、ついポエトリーリーディングの形にしがちになる。
これだと、字数の多少で悩むことはない(つまりは“逃げ”の手法)。
まあ、吉田拓郎風に言葉を詰めまくるというやり方もあるが、あれはどんな場合にも使えるものではない。
しかし、そうした“逃げ”の手法をとらずに正面切って曲作りを行った結果、1つの名曲(自画自賛だが)が生まれた。
イメージとしてはギターロックバンドのナンバー。
まだワンコーラスではあるが、A‐B構成の叙情的な曲だ。
特にBメロ(であると同時にサビ)の部分は、胸を締めつけられるように郷愁を誘う(はずだ)。
ちなみに、タイトルは『ルナマリア』(詞の内容とは全く関係ない)。
それにしても、良い曲が出来たときの満足感は何とも言えない。
曲を作るという行為の素晴らしさを改めて実感。