押韻術

ガンダムと曲作りを行う。
今回は、初となるヒップホップナンバーの制作。
機材の関係上、オケに凝ることはできないため(何せあるのはギターとリズムマシンのみ)、せめてライムの完成度は一級に仕上げようと試みる。
しかし、これが非常に難しい。
タイトでスムースなフロウがなかなか生まれないのだ。
参考までにと、ガンダム所有の「Deep Impact」(Dragon Ash feat.ラッパ我リヤ、2000年)を聴いてみる。
元々、かっこ良くて好きなこの曲。
ライムの押韻に注目してみると、改めてその構造の緻密さに驚くばかり。
さすがプロの仕事。
参考にするどころか、ただただ感服するのが精一杯だ。
あの領域は、ずぶの素人が一朝一夕に到達できるものではない。
どうやら我々の理想が高過ぎたようだ。
だが私は、決して悲観的になっているわけではない。
今は無理でもいつか必ず、満足の行くハイレベルなライムを完成させようと思う。