皮膚戦線異常有 a selected man

皮膚科へ行く。
というのも1週間程前から、背中の右の辺りにかゆみを伴う発疹(約5㌢に渡って皮膚が赤くなったところに、小さな突起が6つほど横に並んだ状態 )が現れていたため。
はじめは単なる虫刺されかと思い、大して気にもせず。
しかし依然として消える気配もなく、むしろ当初に比べその範囲は拡大。
原因として思い当たることは何一つなく、不可解が増殖した末の今回の診察。
判明した病名は“帯状疱疹”。
これは、神経細胞に隠れていた幼い頃の水痘ウィルスが、ある日突然活動し出すことで発症するもので、それほど珍しいものではないそうな。
発症は普通、一生に一度だけで7〜8人に1人の割合で現れるらしいから、ある意味私は選ばれた存在なのだろう。
因みに皮膚に現れた突起は水ぶくれのようなもので、時間が経てば破れて痂となり、やがて消えていくとのこと(発症から完治まで2〜3週間)。
伝染性のものではなく、普通に入浴も可能。
取り敢えず、かゆみ止めの錠剤(普通はかゆみよりも痛みが強いらしいのだが、私の場合、痛みはほとんどない)と、患部への塗り薬の処方を受ける。
医師曰く、幼少期に水ぼうそうの予防注射の経験があれば、発症することは少ないそうだが。
予防注射も受けている私は、やはり選ばれし者か。
とにかく、早く完治して欲しいものだ。