許容量 five years after

八戸へ行く。
Oki-DokiにてCDを物色するも、これといったものはなく。
そんな中で見つけた1枚。
I Versus I
COCOBAT『I versus I』 105円(100円の割引券を使用し実質5円)
1999年発表の通算5作目。
これ、実は以前にレンタルで借りた作品でありまして。
当時(高1)、ラウド系(それも国産のね)を聴き出したばかりの私は、レンタル店のその類のコーナーで色々と物色していたわけで。
その中で本作とも出会い。
が、「ラウド系即ちポップなメロディックパンク」という偏狭な思考を有していた私は、本作の魅力をほとんど理解することができず(今でこそ至高のハスキン『FOUR COLOR PROBLEM』でさえ、その良さがわからなかったのだから)。
挙句、レンタルCDの場合、1度録音したMDを消去することは稀な私も、本作のデータは早々と葬ってしまい。
で、今回改めて拝聴。
いやぁ、格好良いね。
さすがに5年の月日はリスナー生活の上でも、色々なものを吸収させたようで、当時の印象が嘘みたく。
この轟音に捻じ伏せられる悦びは何とも言えず。
無論、単なる爆音だけでなく、スキルの高い演奏も耳に嬉しい。
特に冒頭の(表記は違うが)タイトルナンバー「I Vs I」のイントロは鳥肌もの(ま、これに限っては最初に聴いた当時も同じ感想だが)。
因みに本作、恐らく初回特典と思われる8㌢シングル(6曲収録)も封入されているのだが、これもなかなかの充実ぶり。
あと、立体絵本風の内ジャケにも驚き。
まあ纏めると、余は満足じゃ。