長期計画作戦実行 Go To Tower.

桂氏と共に、下田のSCへ行く。
この下田行きは、かねてから検討されていたもので、今回ようやく実現の運びに。
諸般の事情によるとはいえ、結果的には、実に半年以上にも及ぶ長期計画となったわけで。
その過程で、下田行きの是非についての議論から1つの楽曲が生まれたほど(CHAOS 2nd EP収録予定)。
なお移動は私による運転。
出発時には、(前もって釘をさしたにも関わらず)その予定時刻に桂氏が起床するというハプニング(「想定の範囲内」とも)が。
まあ、呆れ気味の私の様子を察してか、自らをアッパーなテンションへ導くべくした彼の努力により、私が恐れた最悪のシナリオは免れたが(それにはCHAOSをはじめとした、道中のBGMも一役買っていただろう)。
一路下田を目指した我々は、無事、目的地のSCに到着。
到着後、我々が真先に向かったのがTOWER RECORDS(その存在に、我々が下田を訪れた理由があるといっても過言ではない)。
当初から何かしらの作品を購入するつもりでいた桂氏とは違い、その購入自体を決めてかねていた私も、店内を色々物色した(どうでもよいが、クラブミュージックコーナーで、“CHAOS”なるアーティストを発見。帯にはエレクトロニカ云々、少し気になる)末、結局以下を購入。
Keep Them Confused
NO USE FOR A NAME『KEEP THEM CONFUSED』
この新作が発表されていたことも店頭で初めて知ったのだが、前作『Hard Rock Bottom』の素晴らしい出来にいたく感服した私は、思わず購入を決意。
やはり凡百のメロコアバンドとは格が違うわけで。
実際、「捨て曲なし」の文言(店頭POPより)に偽りはなく(彼等はどの作品もそうだが)。
これで今年、新品で購入したタイトルは2枚となった。
昼食をとり、再びSC内を散策した我々は下田を後に。
その後、八戸市内のグルーヴィン(SC内では事足りず)や、コジマ、デンコードーTSUTAYA、成田本店などを巡る。
ほんだらけでは、しばし中古盤の発掘作業に勤しむ。
そこで掘り当てた1枚。
ZHIVAGO
JUDE『ZHIVAGO』 500円
2004年作にも関わらずこの価格。
盤質も良好で文句なし。
てか、こちら客側が何も言わずとも、購入時にレジで検盤できるほんだらけは素晴らしい。
因みに、本日私が購入したのは上に挙げた2枚だが、実はもう1枚ある。
桂氏が購入した、Frances the MuteTHE MARS VOLTA『FRANCES THE MUTE』がそれで、まだ購入後、数時間しか経っていないにも関わらず、彼の心変わり(?)により譲り受けたのだ。
当然、未開封なのだが、価格は何と定価の半額以下(多謝!)。
予想外の展開はサプライズ。
だが、最も驚いたのは自らの処遇が急展開の“盤自身”だろう。
で、帰路もまたCHAOS等のBGMで和やかに。
冒頭でも述べた通り、これで実現までに半年以上を要した一大プロジェクトが達成された(「たかが下田、されど下田」なのだ)。
次にこうして下田に行くのはいつになるかわからないが(まあ早くても来年か)、本日の下田行きは佳き夏の思ひ出になったかと。