晦日
2008年も本日で終わり。
毎度毎度で申し訳ないが、やはり言わせて欲しい。
「今年も早かった。」


というわけで、今年のリスナー生活を色々と総括。


■CD購入枚数 :555枚 ※1枚当たり…139.67円。アルバムのみ対象。
 (うち2008年リリース作品 : 6枚)※定価購入…2枚
■CDレンタル枚数 :186枚 
 (うち2008年リリース作品 : 79枚)


とりあえず当初目標の「1日1作品」はクリア。
それどころかお陰様で、のべ741枚もの作品(再レンタル含む)に出会えたわけで。
2009年もこの調子で色々聴いていきたいと思う次第。
(とりあえず、現時点で2008年の聴き残しが100枚超あるというのは置いといて。)


あと上の集計結果にも表れているように、今年は例年にないほど新譜(2008年作)を聴くことができた年でもあり。
(背景として、私がよく行く近所のレンタル店の品不足=「もはや新譜しか借りるものがなくなっている」という実態があるのだが。)
そこで、私的年間トップ3+αを発表(お断り:レンタルが基本のため、邦盤からのみ選定。)


OUTLET BLUES
第1位 NORIKIYO『OUTLET BLUES』
(評) まずBACH LOGICプロデュースによるトラック群にやられ(恐ろしいほどに「すべらんなぁ〜」ですよ)。
主役のラップも飛び道具的な個性はないけど、自身の体験談も相まってタイトに響くかっこよさ。
これまで何となく興味が持てなかったSD JUNKSTA周辺だけど、本作を聴いて少し考えが変わったような(評価の高い前作『EXIT』も聴いてみようかな)。
しかし3曲ものリリックでラッピンするとは、氏はよほどの「牛丼好き」なんだね。どうでもよいけど。


GAME
第2位 Perfume『GAME』
(評) もはや社会現象と化して久しいので、今更どうこう言う必要はないのだろうけど。
POWの2008年ワークス(一連のDTM作品)にも影響を与えているかどうかはさておいても、確かに本作はよく聴いた。
個人的には、打ち込み主体、女性ヴォーカル、性急なリリースペース(今年だけでアルバム4枚)等々、プロデューサー氏の仕事ぶりが、かつてのTK氏(例の事件は今年一番の重大ニュース)を髣髴とさせる部分に惹かれているところもあるのかもしれない、なんて考えてみたり。


SUPERSTAR
第3位 韻踏合組合『SUPERSTAR』
(評) とりあえず全編通して聴いたのは購入後のただ一度だけ(…)なので、ぶっちゃけ(評)も糞もないのだけど。
ま、それを差し引いてもM4、M5、M6、M7はかなり聴いたので文句は無いかなぁと。
特に目新しいことはないけど、耳馴染みのよいand真似したくなる(特にHIDADDY。って私だけか)ラッピンは相変わらず。
未だに「降神・韻踏・MSC」あたりのジャパニィズヒプホプが好きな私としては、この調子で良作をコンスタントに出し続けて欲しいなぁという期待も込めて一票。  


以下、次点(順不同)。
鈴木亜美『Supreme Show』
ある意味、作品としては上の第2位より好きかも。特に後半のプロデューサー氏らしくないJ-POP的な作風とか。
DAISHI DANCE『The ジブリ Set』
各所では酷評が大勢だけど、今夏の清涼剤としてかなり活躍してくれたので一票。
Syrup16gSyrup16g
非の打ち所の無いラストアルバム。最期の瞬間に立ち会えたWORK氏は羨ましいっすよ。
曽我部恵一BAND『キラキラ』
清々しいほどの吹っ切れ具合がいいね。


さて、来年はどんな名盤、駄盤、奇盤に出会えることか。
なんてことを楽しみにしつつ色々あった2008年ともお別れ。
今年1年お世話になった方々、どうもありがとうございまし。