常緑

昨日、とある中古屋で手に入れたオザケンこと小沢健二のシングル(「夢が夢なら」、「Buddy/恋しくて」、「ある光」、「春にして君を想う」の4枚。いずれもオリジナル・アルバム未収録の上、現在は廃盤)を1枚のディスクにまとめ、極上のポップネスを存分に堪能する。
私がリアル・タイムで聴いたのは「夢が夢なら」と「Buddy」くらいで、「ある光」や「春にして〜」、各曲のカップリング等、初めて聴く曲もいくつかあり、6〜8年前の楽曲とはいえ新鮮な印象。まあ、この人の創る音楽に賞味期限なんてないけどね。本当、いつ聴いても素晴らしい。
てか、「ある光」のカップリングの「美しさ」って、私の大好きな「さよならなんていえないよ」(で、タイトル合ってるかな?)の別ヴァージョンだったのね。この曲は、発表時(当時小5)にラジオで2、3回聴いただけなんだけど、今でも耳に残ってるっていう凄い曲(それは同時期に発表された「痛快ウキウキ通り」も然り)。名曲は絶対に耳に残るって誰かが言ってたけど、本当にそう。別ヴァージョンではあるものの、久々に聴いてみて改めて名曲だなぁと。
にしてもこの人、アルバム未収(で廃盤)のシングル曲が多くて困る。どれも名曲なのに。今、8cmシングルなんてなかなか手に入らないもんね。せっかくリアル・タイムで体験してるんだから発表時に手に入れとけば…なんて思ったところで、当時TK作品に夢中(もちろん現在でも好きよ)だった私は普通に「良い曲だなぁ」って思うだけで、CDを買おうとか全然考えなかったしね。