多重録音機械 I luv ZOOM's products.

CHAOSの曲作りを行う。
本日制作したのは、ミクスチャ、パンクの範疇に入る、一言で言えばラウドなナンバー。
緊張と緩和を繰り返しながら進むアンサンブルが何とも絶妙。
桂氏も言うように、抜けが良く音圧のあるサウンドは、まさに今の季節にジャストかと。
因みに本日のレコーディング(以下REC)では、初めて本格的にMRS-8(ZOOM社のMTR)を使用したのだが、これがなかなかの代物。
プリセットのエフェクトはどれも高品質で、同社のマルチエフェクタ505Ⅱ程度のものを想像していた私は若干面食らったほど。
中でも、パッチ“Madbass”はギターでガレージ風のベースサウンドを生み出してしまう優れ物(その素晴らしいサウンドこそ、本日の楽曲制作の契機でもあったり)で感動。
一貫したハイコストパフォーマンスの上、進化を止めないZOOMのテクノロジーには心から敬意を表したい。
音質の良さでは文句無しのデジタルREC(現代の宅録ミュージシャンは幸せだ)だが、相変わらず簡単にはいかないのがミックスダウン。
特に要となるのは、ノイズで音を壊さない範囲でいかに音圧を稼ぐか、これに尽きると思う。
本日のRECでも、多くの時間を費やした部分である。
これはやはり、経験を積んで習熟するしかないのだろう。
嗚呼、何方かにミックスの教えを請いたいものだ。